大人の塗り絵を楽しむために必要な、色鉛筆の選び方を解説します。
どんな色鉛筆を選べばいいのか?
何本、何色必要か?
今回は、定番の色鉛筆から初心者さんにおすすめのものまで、メーカー別でご紹介します。
大人の塗り絵初心者さんは必見です。
大人の塗り絵の色鉛筆の選び方
子供の頃から馴染みのある色鉛筆ですが、いざ買い揃えようとすると、どの種類の色鉛筆を買えばいいか悩んでしまいますよね。
・発色
・芯の硬さ
ひとつずつみていきましょう。
色鉛筆の色の発色
色鉛筆によって、発色の良いものと悪いものがあります。
例えば同じ赤をとっても、メーカーによって鮮やかさが異なりますし、うまく紙に色がのらないものもあります。
文房具店で試し塗りができる場合、
同じ色を使って比較してみることをおすすめします。
色鉛筆の芯の硬さ
鉛筆の芯が硬いほど、折れにくく細部の着色がしやすくなります。
一方、柔らかいものは芯が折れやすいですが、滑らかな描き心地で、混色しやすいのが特徴です。
大人の塗り絵の色鉛筆は何色がいい?
何色セットを購入すればいいか悩む方も多いでしょう。
あまり色数が多すぎると、どの色を使えばよいか悩んでしまうからです。
せっかく高いお金を出して買い揃えても、使わない色があるともったいないですよね。
24~36色であれば、必ず使う色が厳選されているので、迷うことなく塗り進められますし、混色や筆圧をかえるなどして、さまざまな表現方法が身につくので、その点でもおすすめです。
そのうち徐々に慣れてくると、不足している色や自分の欲しい色がわかってくるので、そうしたら単品で買い足していけば問題ありません。
初心者におすすめの色鉛筆3選
初心者におすすめの色鉛筆を紹介します。
三菱鉛筆 ポリカラー
発色 ★★★★☆
硬さ ★★★★☆
程よい硬さで、細部から広範囲の色塗りがきれいにできるのが特徴。
発色がよく、王道で使いやすい色味が揃っています。
価格もリーズナブルなので、総合的にバランスよくコストパフォーマンスが高い商品です。
ファーバーカステル 平缶
発色 ★★★☆☆
硬さ ★★★★☆
シックで温かみのある色味が特徴です。
混色もしやすく、描きやすい芯の硬さも魅力的です。
大人の塗り絵用に購入する人も多く、広範囲から細部までストレスなく塗り進められるのも人気の理由です。
トンボ鉛筆 COLOR PENCIL
発色 ★★☆☆☆
硬さ ★★★★☆
昔からのロングセラー商品、馴染みのあるパッケージで子供から大人まで楽しめる色鉛筆です。
若干色味が薄いという口コミもありますが、リーズナブルな価格で、単品販売もされているので、初心者におすすめの色鉛筆です。
プロも使用する定番色鉛筆3選
プロも使っている定番のおすすめの色鉛筆はこちらです。
サンフォード カリスマカラー
発色 ★★★★★
硬さ ★☆☆☆☆
プロのイラストレーターにも愛用者が多いカリスマカラー。
クレヨンのような質感と表現される程、芯が柔らかく滑らかな描き心地が特徴です。
上から重ねても綺麗に発色し、混色しやすいのも愛される理由です。
ホルベイン アーチスト
発色 ★★★★☆
硬さ ★☆☆☆☆
きめ細かい高級顔料を使用した発色の良い色鉛筆です。
油性色鉛筆ですが、専用のぼかし液が付属されており、まるで絵具を使用したかのような本格的な仕上がりになります。
芯が柔らかく滑らかな描き心地で、広い範囲を塗るのにも適しています。
ダーウェント アーチストカラー
発色 ★★★☆☆
硬さ ★★☆☆☆
イギリスの老舗メーカーのダーウェント。
滑らかな描き心地と混色のしやすさが特徴です。
混色をして深みを出す色鉛筆なので、単体では色が淡いという口コミもあります。
しかし、高品質な顔料を使用した落ち着いた柔らかい色合いは、ほかのメーカーにはないダーウェントの特徴のひとつです。
幾何学模様などの単調な塗り絵よりも、植物や風景などの塗り絵に適しています。
この中からぜひお気に入りの色鉛筆を見つけてください。
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